ニンジャ万博・ザ・ファイナルのブログ

ニンジャ万博・ザ・ファイナルは2016年10月9日開催のニンジャスレイヤーのオンリーコンベンションイベントです。

アイコンの生き物はケモビールのケモチャンです。ワースゴーイ、ナンカスゴーイ。

2月3日は節分の日

登場人物

マルナゲさん 第一回目のニンジャ万博の際に参加者諸注意とかのツイートを担当していた。節分グッズを売りさばくバイトをはじめた。残念な事に、マルナゲするよりされるほう。 ケモチャンモビールのマスコット且つニンジャ万博のアイコン。鳴き声は「ワースゴーイ、ナンカスゴーイ」だと推測される。ニンジャ万博担当のケモチャンはかなり食い意地がはっている模様。

4倍強の会場費の入金を終え(大体どこの会場もショバ代は先払いだ。君は一つ賢くなった!)、俺とケモチャンは開催日までに少しでも赤字を抑えるべく労働に従事することにした。 ちょうどいいことにセツブングッズを売るバイトの短期募集があったのだ。 ベーシックな豆と赤鬼のオーメンのセット、エホウ・ロールスシ、エホウ・ロールケーキ。…ロールケーキは少々強引過ぎる気がするが、巻いてりゃなんでもエホウなのだろう。兎に角、これらを売りさばくのが俺達の仕事である。寒空の下、俺はリヤカーに節分グッズとケモチャンを乗せ、販売の旅にでた。

「セツブン、セツブンの豆はいりませんか?」「ワースゴーイ」「セツブンの豆を買ってください」「ナンカスゴーイ」「エホウ・ロールスシもありますよ」

街を行くサラリマン達は足早に俺達の目の前を通り過ぎて行く。稀に足を留めてケモチャンを撫でていく奴も居る。(そしてケモビールを売りつけられていく)

「ケモチャン、ケモビールじゃなくてセツブングッズを売ってくれ」 俺の切実な頼みに、ケモチャンは困ったように小首をかしげた。わからない振りをするんじゃない。

「…セツブン、セツブンの豆はいりませんか?」「ワースゴーイ」……。

努力の甲斐があってか、セツブングッズはそこそこ売れて、それなりに余った。余った分は買取である。 「しばらくはエホウ・ロールスシ生活か…」「ワースゴーイ」

幸せそうにエホウ・ロールスシをほおばるケモチャンを乗せたリヤカーを牽き、一路家路へと。しばらくは豆生活である。

がっくりとうなだれる俺に、ケモチャンはバレンタインの短期アルバイトの募集を差し出したのであった。